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大切な仲間、一緒に戦う 車いすカーリング、抜群のチームワーク パラリンピック(産経新聞)

 ■4年前に急死…「誇りに思っているはず」

 【バンクーバー=共同】パラリンピック初出場の車いすカーリング日本チームには「もう一人のメンバー」がいた。4年前に急死した内海透さん=当時(42)=だ。選手たちは仲間の遺志を継ぎ、18日(日本時間19日)まで続く1次リーグ計9試合を戦っている。

 内海さんは先天性脳性まひを患い、平成12年ごろから車いす生活に。友人の勧めで、16年の信州チェアカーリングクラブ結成に参加した。目標はパラリンピック出場。同クラブから今回の日本チームに4人が選ばれている。

 もともと水泳など運動が得意だった内海さんは、カーリングに熱中していった。実姉の大谷玲子さん(48)=長野県御代田(みよた)町=らが、温暖な土地での療養を勧めても「カーリングがあるから、引っ越せないよ」と笑いながら断っていた。

 同クラブは日本選手権を勝ち抜き、17年の世界選手権(英国)に初出場。控え選手だったが、高校卒業後、父親の転勤で米国に2年間暮らし、英語が堪能だったため、頼りにされた。

 ところが内海さんは18年の日本選手権の前日、心筋梗塞(こうそく)で急死。同クラブメンバーは優勝を決めた大会終了後、死を知った。比田井隆選手(75)は「おおらかな性格で、一生懸命練習に励んでいた。彼は今も大切な仲間」と話す。

 15日(日本時間16日)はトリノ大会で金メダルの強豪カナダと対戦。大谷さんは観客席から応援した。試合は2−13で大敗。それでも試合中、円陣を組んで励まし合い、チームワークの良さを見せた。大谷さんは「きっと弟も誇りに思っているはず」と笑顔を見せた。

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